12月第1日曜日は教室の11月レッスンでお休みした生徒さんへの振替レッスンでした。
本日は年少クラス・年中・年長クラス・小学1年クラス・小学2年クラスと全部で4クラスの振替レッスンが行われました。
それでは年少クラスからお便りをいたしますね。
+ + +
年少クラス、11月振替レッスンです。
今日教室にやってきてくれたのは、火曜年少クラスMくんです。
さて、振替レッスンでは毎回出席者が決まってからレッスン内容を決めるようにしています。
今回の出席者はMくん一人、ということで、前からMくんに対して一度試してみようと思っていたことをやってみることにしました。
それは・・
少し長めのリスニング教材を聞いてもらいその内容を理解できているか確認することです。
+ + +
さて小さいころから英語を学んでいるお子さんたちにとって年少時期というのは一つのターニングポイントだと思います。
ママと一緒の未就園児の頃は英語をしっかり聞く時間もあり、自分のペースで英語を学んでいけるのですが、
幼稚園に入ることにより英語に触れる時間的制限もでてきます。
幼稚園という社会に入ることによって入ってくる日本語の量もとても多くなってきます。
お子さんも精神的に成長し、英語を話すことが時には恥ずかしくなるときもあります。
今まで培った英語力が一瞬伸びる速度が落とすようにも見られがちなこの時期ですが、お子さまの中の英語力をまた新たな形で確実な形としていくのがこの時期にすべきことだと考えています。
+ + +
Mくんは文字を書いたりする作業に対してはまださほど興味を持っていませんので、テストという形式は少しハードルが高いかもしれない。・・・と思いました。
それでも今までのレッスンの受け方を見ると、クイズなどの知的遊びは好きそうであること。
そして、何より小さいころから英語絵本に親しんできて英語を聞く耳も持っています。
ということで、今回は児童英検のブロンズに挑戦してもらいました。
+ + +
児童英検に出てくる問題はみんなイラスト。
子供たちは問題を英語で聞き、該当するものを選んでいきます。
イラストだから簡単か・・・というと決してそうではありません。
そこで、このような問題をはじめてお子さんに取り組んでもらうときはkikiは二つのことを子供たちに教えます。
それは「想像力」と「視野を広く持つこと」です。
想像力とは。
それはイラストを見たときにそれがどんな絵なのか、自分なりに想像できる力です。
視野を広く持つこととは。
ある一点だけを見るのではなく、イラスト全体で示している状態を理解できる力です。
ということで、最初の2、3問に関してはイラストを見たところで、
「ここはどこなんだろうね」
「何をしているんだろうね」
などと、ちょっとイラストに関してお話をするようにしてみました。
そんな時間を少し持つだけで、イラストに対するお子さんなりのイメージが生まれ、少し下がったところでイラストを見つめる視野がでてきます。
それができたところで問題に取り組む準備が完了します。
いざ問題を流してみると・・・
「Yes, yes, yes!!」といったり、
「No~!」といったり!
大人は「テスト」は何かと難しいものだと思いがちですが、子供たちはこんなクイズが意外に大好きです。
やはり思った通り。全問正解となりました
英語を聞く力を育てるにはいろいろな方面から刺激を与えるのが大切だと思います。
自分が楽しんで読める絵本に取り組むのも。
少しボリュームがある絵本に取り組むのも。
そしてこのような答えを見つけるクイズ形式のものに取り組むのも。
小さいころから培ってきた英語力、しっかり育てていけるようにkikiも頑張っていきますね。
+ + +
後半はがらっと雰囲気を変えて楽しいアクティビティ。
親子クラスで11月行っていた“Where do monsters live?”
Mくんも大好きな絵本で、教室のビッグブックにも興味を示していましたので、
一緒に読んでみました。
頭もたくさん使ったので・・・
身体もたくさん動かしましたね!