火曜2歳児クラス1です。
この数回のレッスンで、ずいぶん発話がのびてきたKくん。
今日も元気にレッスンにやってきました。
しかし・・今日はなんだかいつもと違う雰囲気。
それはレッスンをはじめるとわかってきました。
なかなかレッスンに集中できず、じっとしていられない様子のKくん。
ちゃんと席に座れず、レッスンに参加できない様子です。
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さてここまで書きましたが、これは親子クラス、ときには幼稚園児クラスでも見られる風景です。
小さいお子さんというのは、本当にその日によって状況が変わります。
時にはぐんぐんと回りの人を驚かすほど伸びるときもあります。
そして時には大人の理屈が理解できなくなり、何をしてもだめな日もあります。
でも、それはそれ。これはこれです。
大切なのは全体の流れでお子さんがどのレベルまで来たかを認識すること。
その場、その場で判断しては絶対にいけません。
教室には親子クラスの生徒さんも多いので、kiki自身が考える小さいお子さんへの接し方を今日は書いてみますね
お子さんがもしその日レッスンに集中できないとしたら、それはそのような日なわけです。
まずは大人が積極的にレッスンを受け、ある程度には「呼びかけしつつ」、でもあまり無理強いはしません。
次のポイントはとても大切ですが、どのお子さんも必ずレッスンの中で興味を持つ時間帯というのがあります。kiki自身もこのような状態のときにはそのお子さんの好きなことを多めに織り交ぜながら様子を見るようにします。
その好きなポイントにお子さんが興味が持ったらぜひお子さんを誘い、参加するように声かけをしましょう。
2歳児さんまでのお子さんの場合、うまくいかないときは叱っても、怒ってもたぶん子供たちは素直に親に従うことはなかなかできません。
ですから、そばで叱り続けることは得策ではないのですが、それでも怒るべきときは怒らなくてはいけません。
それは以下1点。
「人に手を出したり、物を壊そうとするとき。」 だと思います。
kikiもその時だけはお子さんにそれはいけないことだと伝えます。
短く、日本語で、しっかり伝えます。
すると、子供たちは意外にすっと静かに落ち着いていきます。
2歳児さんたちは、結構いろんなことが分かっているような気がする・・・よくそう思うkikiです。
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でも、でもですよ。
そんなときは教室に初めて来た日のことを思い出してください。
0歳児さんも、1歳児さんも2歳児さんのように上手に受けこたえをすることはできません。
頭がよくなり、心が成長し、言葉がたくさん出るからこそ、2歳児さんたちは時にはママたちを困らせるようになるんです。
「出来るようになったからこそ、出来ない日のお子さんが気にかかる。」そうだと思いませんか?
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でもいつも思うのですが、そんな日のお子さんもレッスン全体の様子を見ると・・・・結構やるべきことはしっかりできていたりするものです。
「出来ない日」の次の日は「とっても出来る日」。
そんな積み重ねを得て、2歳児さんは成長してくのだと思います