金曜小学2~4年クラスです。
こちらのクラスも本日からディクテーションチェックがレッスンの最初に加わります。
教材はナチュラルスピードのフォニックス教材。
CDの音源をそのまま聞き取り、ノートに記入してもらいます。
こちら小学2年のAちゃんのノート。
冠詞等の間違いが若干ありますが、初日としてはなかなかの出来だと思います。
さてこちらはなんだか不満そうな4年のMちゃん。
出来なかったのかと思ってノートを見たら、結構出来ている様子。
「ちゃんとできないのがくやしい」そうです。
・・・そう、ディクテーションというのはなかなか「くやしい」ものなのです。
しっかり聞き取れても、それを正しいスペリングで書けなかったり。
また分かったと思っても次の文章が流れてきます。
でもこれはまさしく実際に英語をネイティブと話す感覚だと思いませんか?
ある程度の基礎が出来たのなら、次は早いスピードの英語を聞き取り、処理していく「処理能力」が今後のレベルアップには必要なのです。
そのくやしさをバネに来週のディクテーションも頑張りましょうね!
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さて、それでは本日のレッスンといたしましょう。
金曜小学中学年クラスと水曜小学中学年クラスはこちらの本を使用していきます。
こちら、誰もが知っている有名な”The three little pigs”です。
今回こちらの本を選ぶ前にずいぶんいろいろな”The three little pigs”を取り寄せたのですが、こちらの本が一番いいと思い、テキストとして採用することにしました。
なぜかというと・・・
文章がとてもシンプルでわかりやすい。
リズム感がある。
同じことばが繰り返されている。
からです。
さて、それでは本日の様子をお伝えしましょう。
まずは年少クラスでも使っているパペットを使って、みんなで絵本の世界を体験してもらいました。
そして、次は・・
お話のスクリプトの穴埋めをしてもらいます。
The three little pigsはとてもわかりやすい文章構成。
First, second, thirdと登場人物は3匹。
順番におおかみがおうちを訪ねていき、同じことを聞き、同じことを言われる。
最後だけ今までと違う話しになり、最後にクライマックスが訪れる。
ただ音読をしようと単語を追っていくと、この本は長い英語絵本にすぎません。
しかし、基本的なストーリー展開や決め台詞に意識を向けて本を読むとぐっとこの本の面白さは際立ってきます。
英文の流れをつかみ取ることができること。
それができたとき、音読はいきいきとしたものになります。
必要なところに声を強め、流すべきところはスピードを上げ、しっかりと英語の絵本を読んでいくようにしていきましょう。